きょうだい児
友人や家族との関わりについてきょうだい児に聞いてみました
・私は妹なのに姉のように育てられた
・弟は重度の障害があるから、きょうだい喧嘩ができない
・障害があることで特別扱いをされることは不公平だ
・弟には発達障害があるので手がかかるのは仕方ないことだ
・別に、障害や病気があっても気にしていない
・中学生の頃から優しくできなくなってきた
・高校生になると、どこか冷めたような気持ちになった
・きょうだい児のために何かをしたいと思うようになった
きょうだい児の気持ち
・授業中に、特別学級の弟のことで呼び出されて恥ずかしい
・先生に、家族のことを作文に書くように言われて嫌だった
・友達に妹のことを打ち明けられない
・自分から友達と離れて孤立するようになった
・友達が障害者の話をするときには、わざと話題を変えていた
・差別や偏見に深く傷ついた
・家族のことを馬鹿にされたことが悔しかった
・腫れ物に触るように接してほしくない
友人や先生との関わり
・姉のことで、両親がいつも夫婦喧嘩をしていた
・どんなに仲裁に入っても自分は無力だと思っていた
・自分は迷惑を掛けてはいけないと思っていた
・結婚してもいいことはないんだなと思った
・一人で生きて行きなさいと親からずっと言われている
夫婦喧嘩
・母親を、知的障害のある姉に独占されて寂しかった
・親が死んだらどうしようと小学生の頃から不安だった
・親に甘えることができない
・将来の方向性を決められていた
・自分が傷ついた気持ちを話したら親が一緒に泣いてくれた
家族との関わり
諦めなくてもいい
生きるために必要なことを経験している
自分の人生を諦めなくてもいい
感覚を磨く
たとえ困難なことがあっても、それを絶対に乗り越えたいと思ったら、それは直感的に感じたことです。苦難を乗り越えるには、どうしたらいいのかを考えながら試行錯誤をすることはとても大切なことです。SNSに書き込むときには、作業をする脳だけが活性化しているので行動には至りません。ノートにペンで書いたり、絵を描くなど、手を動かすことで感覚と心が直結して、行動に移すことが出来るようになります。
いままで抑えてきた気持ちを知ることはとても大切なことです。どんな気持ちもあっていいのですから。
自分の気持ちを知り、確かめたら、そうした気持ちとどの様に向き合えばいいのか。自分の感情と上手く付き合う方法を探求してみましょう。
障害福祉サービス
<作成中>
子ども扱いしない
小学生の頃から、親亡き後を心配しているきょうだい児がいます。
まだ子どもだから分からないだろう、きょうだい児には迷惑を掛けたくない、そんな親心から、きょうだい児に情報を共有してこなかったことで、きょうだい児たちは「今を大切に生きる」よりも「まだ見ぬ将来への不安」を抱いてしまいます。知的障害や疾患の特性や自宅での支援の方法、家族以外に頼れる人の情報などを共有していきましょう。