2025年6月 News Pickup
- 一般社団法人 ケアラーアクションネットワーク協会
- 7月3日
- 読了時間: 4分
ヤングケアラー、ケアラー、障害者支援、高齢者介護などに関する全国のニュースをまとめてピックアップして掲載しています(最終更新日:2025年7月3日)

【障害者支援】
6/3 宮城
重度障害者をテレワークで雇用 企業の入社式 仙台・青葉区
重い身体障害がある人は、通勤などが重荷となって働ける職場が限られていた。そうした人たちを自宅でも働けるテレワークで雇用し安心して働いてもらおうという企業の入社式が仙台市で行われた。
6/3 熊本
熊本大学 「在宅ワーカー」として障害者4人を採用 資料のデジタル化などに取り組む
障害がある人の多様な働き方を支援するため、熊本大学が在宅ワーカーとして新たに4人の職員を採用した。熊本大学は、障害者の在宅就労を支援するNPO法人の事業所にサテライトオフィスを設けていて、2025年2月から4人が研修を受けていた。
6/13
視覚障害者にスマホ音声でハザードマップなど防災情報 三重県
三重県は、目の不自由な人たちが防災情報を把握できるよう、スマートフォン向けのアプリを活用し、自動音声でハザードマップなどの情報を届ける取り組みを始めた。
【ヤングケアラー支援】
6/5 熊本
熊本市のヤングケアラー相談窓口、本人からの相談ゼロ 開設半年「自分がケアラーという認識ない」
大人に代わって家族の介護や世話を過度に担うヤングケアラーを支援する熊本市の相談窓口に、昨年10月の開設から半年余りで本人からの相談が1件もない。自分がヤングケアラーだという認識がないことが主な理由とみられる。家庭内の問題と捉えられて表面化しにくく、当事者の支援にどうつなげるかが課題だ。
6/9 福島
ヤングケアラーや引きこもりなど子どもや若者が抱える課題解決へ 郡山市で官民連携の取り組み
9日は市の職員と民間団体のメンバー約40人が初めて集まり、ヤングケアラーや引きこもりなど、子どもや若者が抱える課題解決にむけて、今後の方向性を確認しました。協議会は今後、課題解決のための具体的な施策作りに取り組む考えです。
6/10 福島
福島県郡山市が子ども・若者支援地域協議会を設置 県内の市町村で初 青年期の課題を支援、強化
福島県郡山市は青年期の若者の課題を支援する官民協働の市子ども・若者支援地域協議会を設置した。市によると、県内の市町村で初となる。青年期の人が抱える経済的困窮や障害のグレーゾーン、ヤングケアラー、ひきこもりなど複雑化する課題への対応を強化する。初回のワークショップが9日、市役所で開かれた。
6/13 山梨
「三つの視点でケアラー支援」 長崎知事が県議会で提案理由説明
山梨県議会の6月定例会が12日開会し、県は約223億円規模の2025年度一般会計補正予算案など15議案を提案した。長崎幸太郎知事は提案理由説明で、家族の介護を担う「ケアラー」支援について、「気づく、つなぐ、支えるという三つの視点で支援の基盤整備を進める」と述べた。
6/19 宮城
家族にヤングケアラー1.8% 宮崎県 調査結果を示し、支援強化へ
18日、日常的に家族の介護や家事を過度に担う子どもや若者を指す「ヤングケアラー」について、18歳以上の県民を対象とした実態調査の結果を公表した。「家族・親族にヤングケアラーがいる」と答えたのは1.8%、「友人・知人やその子どもらにいる」は3.5%だった。県は結果を踏まえ当事者らへの支援を強化する。
6/24 東京
株式会社チャーム・ケア・コーポレーションとヤングケアラー支援における連携に関する協定を締結
品川区は株式会社チャーム・ケア・コーポレーションとヤングケアラー支援における連携に関する協定を締結した。施設の居室を活用した「レスパイト支援」、柔軟な働き方が可能な「中間的労働支援」、奨学金の代理返済を行う「奨学金支援」、子どもたちが老人ホームで調理から接客までを行いカフェを運営する「こどもgaカフェ」の4本柱でヤングケアラー支援の一層の拡充を共に図っていく。
引用元
🔳障害者支援
🔳ヤングケアラー支援
宮崎日日新聞「家族にヤングケアラ1.8% 宮崎県 調査結果を示し、支援強化へ」
お問合せ先:support@careraction.com
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