NHK福祉番組「ハートネットTV」で、ヤングケアラーについての番組の企画が進行中!
家族のケアをしている10~30代のヤングケアラーの方々や、支援している方々の「声」を
NHKハートネットTVさんが募集しています。
どの様な声が寄せられているかというと・・・
「親が精神的に不安定になると家事ができなくなる。だから、自分で食事を作っている」
「友だちと遊びたいけれど、きょうだいの世話があるから遊びに行けない」
「家族のことは話しづらいし、誰を頼ったらいいのか分からない」
「自分がヤングケアラ-なのかどうかが分からない」
といった声や
「家族のケアをしているからこそ得ることができた気づきがある」
「料理や洗濯など、できるようになったことがたくさんある」
といった声などがあります。
NHKハートネットTVの投稿フォームからあなたの声を投稿することができます。
みなさんの経験やありのままの気持ちを番組に届けてみませんか?
ニュースや報道だけでは伝わりきれないほど「家族のケア」は多様ですよね。
ヤングケアラーが支援を受けるのは、その人が社会的弱者だからだという意見もあります。
しかし、ヤングケアラーは社会的弱者ではありません。
※そもそもこういう表現そのものがどうかと思います・・・
家族のケアをしていると子どもらしく居られないという意見もあります。
いいえ、そんなことはありません。
ヤングケアラーは、同級生たちと同じ学生で、同期と同じ社会人であると同時に家族のケアをしている人達です。
日本では昔から「家族だから家族の世話をするのは当たり前だ」と思われてきました。
しかし、時代は変わりつつあります。
いままで要介護者や障害者や高齢者の影に隠れていた「ケアラー(家族)」でしたが、ようやくその存在が「ケアラー」という呼称が付いて社会認知されるようになりました。
まだ多くの人はケアラーの実態を知りません。
だからこそ、いま大事なことは、あなたの気持ちや状況を知ってもらうこと・・・
ヤングケアラーの皆さんが、日頃からどのような気持ちを抱いているのかを知ってもらうには、ここに投稿することは、とても良い機会だと思います。
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